【ブルマン】ブルーマウンテンとはどんなコーヒー?【定義・豆の特徴】
「ブルーマウンテンってよく聞くけどどんなコーヒーなの?」「ブルーマウンテンの定義ってなんだろう」
今回はそういった方へ向けて、ブルーマウンテンがどんなコーヒーなのか、定義や豆の特徴を解説していきます。
この記事を読めば、ブルーマウンテンについて理解が深まり、よりコーヒーを楽しむことができるでしょう。
目次
ブルーマウンテンとは?【ブルマン】
ブルマンとも略される高級豆「ブルーマウンテン」は、山の名前だというのはよく知られているかと思います。
ただ、その山がどんな山なのか、どこの国の山なのかは知らない人も多いかもしれません。
ここでは、「ブルーマウンテン」の豆について産地や定義を説明します。
ブルーマウンテンの産地
ブルーマウンテンの産地は、ブルーマウンテン山脈であり、その山脈はジャマイカに位置しています。
ジャマイカはコーヒー豆の生産が盛んな中南米の国の1つです。
ブルーマウンテンの他に、ブルーマウンテンより等級の低いハイマウンテンなども栽培されています。
国土の約8割が山地という自然豊かな環境は、コーヒー豆の栽培には非常に適した土地です。
ブルーマウンテンの定義
ブルーマウンテン山脈で生産される豆を「ブルーマウンテン」と呼ぶわけですが、定義はそれだけではありません。
まずは、標高が基準の1つとなり、800m〜1,200mで育った豆のみがブルーマウンテンと称されます。
その上、ジャマイカ政府による厳しい審査を受けて通過しなければ、ブルーマウンテンと名乗ることはできません。
ブルーマウンテンと呼ばれるのは、栽培条件・品質ともに非常に優れているコーヒーだという証なのです。
ブルーマウンテン豆の特徴【味・香り】
ブルーマウンテン豆の味わいや香りの特徴は、なんといってもクセがなく飲みやすいということです。
苦味・酸味ともに柔らかく、甘味やコクも非常にバランスが取れています。
時にキャラメルやナッツに例えられる香ばしい香りと、余韻のあるコクと甘味が上品です。
中南米産の豆はバランスが良いのが特徴ですが、ブルーマウンテンはその中でも特に優れているといって良いでしょう。
ブルーマウンテンのほとんどは日本で消費される
これほど品質にこだわり、上質な味わいのあるブルーマウンテンですが、実はほとんどが日本で消費されているのです。
具体的には、生産されるブルーマウンテンの80%以上が日本に輸出されています。
日本では高級豆として重宝がられるブルーマウンテンですが、海外ではそれほど評価されていません。
クセのない味わいは日本人好みですが、逆に言えばパンチがなく欧米人にはあまり受けないのです。
ブルーマウンテンのオススメの飲み方
ブルーマウンテンはクセがないので、ブラックのまま頂いてほしいコーヒーです。
特に、ハイロースト〜シティローストで焙煎するとバランスがよく、かつ香りや酸味も引き立ちます。
香ばしさを感じる心地良い香りと、やわらかな酸味が非常に上品で味わい深いです。
ミルクや砂糖なしでも、コーヒー本来の甘味がしっかり感じられることでしょう。
まとめ:ブルーマウンテンを飲んでみよう
今回は、ブルーマウンテンがどんなコーヒーなのか、定義や豆の特徴を解説しました。
本記事の要点は、以下の通りです。
- ブルーマウンテンはブルーマウンテン山脈の標高800m〜1,200mで栽培されたコーヒー豆
- ブルーマウンテンを名乗るにはジャマイカ政府の厳しい審査を通過しなければならない
- 日本人好みのバランスの良さと、上品な香りがブルーマウンテンの味わいの特徴
この記事を参考にして、ブルーマウンテンについて知ったうえで飲んでみると、また違った楽しみ方ができるでしょう。
コーヒー屋・フリーランスWebマーケター|ミニマリスト|心の病気・通勤中に倒れる ▶︎ 教師辞める ▶︎ 全国を回る出張バリスタ・Webライター ▶︎ 実店舗オープン・Webマーケター|店番しながら仕事したり、コーヒー飲みながら仕事したり。